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2010年08月17日

インクカートリッジの回収箱

川崎市幸区は、家庭用プリンターのインクカートリッジ製造会社各社が推進している「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」(ISプロジェクト)を応援するため、区役所などに回収箱を設置し、リサイクル活動に乗り出す。

プロジェクトは、キヤノンとデル、ブラザー工業、セイコーエプソン、日本ヒューレット・パッカード、レックスマークインターナショナルの6社が参画。

2008年度からスタートし、10年度は全国で200万個の回収を見込んでいる。

自治体では、昨年7月に北九州市が回収を開始し、現在は福島県や福島市でも行われ、県内では初めてとなる。

インクジェット方式または熱転写方式の家庭用プリンターに使われている使用済みインクカートリッジを回収する。
カートリッジは長野県内の仕分け拠点に運ばれ、各社の処理拠点に返送される。
送料などの費用はプロジェクトが負担。
カートリッジ1個当たり3円が国連環境計画(UNEP)に寄付され、環境保護活動に活用される。

キヤノンとデルの事業所が幸区にあることから、同区がプロジェクト参画各社と協定を結ぶことになった。
環境省から認定を受けて今月下旬、区役所1階と日吉合同庁舎3階に回収箱を設置する予定。

同区では来年3月までに約1,400個の回収を目指している。


神奈川新聞より

投稿者 trim : 2010年08月17日 23:27