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2010年07月19日

再使用びん回収の広報強化

日本ガラスびん協会とガラスびんリサイクル推進協議会は7月8日、日本酒造組合中央会と日本乳業協会の加盟企業を重点に、3R推進活動として再使用びん(リターナブルびん)のインターネットポータルサイトへの新規の参加企業を100社増やす方針を明らかにした。

2015年に向けた自主行動計画策定について、リサイクル率とカレット使用率、びんtoびん率の3指標の具体的な目標値も設定する。

リサイクル促進協議会の計画では、家庭から発生するビールびんや1.8㍑びんの空きびんが自治体の資源回収ルートに排出する状況が増えている状況に対しては、本来の回収拠点である一般酒販店への返却を促進するため、全国びん商連合会とともに「回収拠点マップ作り」について段階的な地域拡大や人口10万人以上の化粧品びん未分別収集自治体へのアプローチなどにも取り組む。

ガラスびんの普及では、ガラスびん協会として、”良いものは、いつもガラスびん”をコンセプトにテレビコマーシャルなどの広告活動を昨年度に引き続き強化。

CO2などの温室効果ガス削減に資するカーボンフットプリントについて今年3月に認証を受けた『ガラス製容器(中間財)』に関するプロダクトカテゴリールール(PCR)をもとに、排出量を算定する作業に入った。


ガラスびん協会とリサイクル促進協議会の会長を務める山村幸治日本山村硝子社長は「消費低迷などの影響もあり、ガラスびんの使用量は減少傾向にあるが、リサイクルマーク付きのびんは2008年度比で3%向上した。今秋には容器包装リサイクル法改正もあるとされており、3R推進に努めたい」と述べた。


循環経済新聞より

投稿者 trim : 2010年07月19日 13:21