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2010年06月16日
「店産店消」の店
サンドイッチチェーンの日本サブウェイ(東京・港、伊藤彰社長)はレタスの栽培設備を備えた店を東京・丸の内のビル内に開く。
店舗中央の水耕栽培の棚が売り物。
地産地消ならぬ、”店産店消”で話題を呼びそうだ。
7月6日、丸の内ビルディング(東京・千代田)の地下1階に「野菜ラボ丸ビル店」を出す。
直営店で運営し、店舗面積は66平方㍍。
店内中央部にガラス張りのブースを置き、その中に3段式の栽培棚を設置する。
無農薬の水耕栽培でレタスを育てる。
外食チェーンで同様の設備は珍しい。
光源には一部で発行ダイオード(LED)を使い、レタスの成長を促すためブース内の二酸化炭素(CO2)濃度を高める。
1店のレタス使用量はまかなえないが、日本サブウェイでは消費者の食材に対する安心感を高められるとみている。
栽培設備は専用の栽培棚を共同開発したベンチャー企業のリバネス(東京・新宿、丸幸弘氏社長)が当面運営する。
収穫など栽培マニュアルや運営ノウハウを確立し次第、日本サブウェイに引き継ぐ。
日経流通新聞より
投稿者 trim : 2010年06月16日 10:52