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2010年05月10日
タフでエコな花 いかが?
サカタのタネは中国でツリフネソウ科の園芸植物「サンパチェンス」の販売を強化する。
開催中の上海国際博覧会(上海万博)や上海市内に展示されたのを機に、現地で商圏を拡大する。
高温多湿な地域でも栽培しやすい品種として知られるサンパチェンスの特徴を前面に打ち出しながら、拡販する。
「サンパチェンス」は生命力が強く、開花時期も初夏から晩秋までと長く、植え替える手間が省けるのが特徴。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)のほか、自動車の排出ガスなどに含まれる二酸化窒素(NO2)などの吸収能力も「インパチェンス」など他の品種より高いという。
上海万博や上海市内の展示用に計16万鉢を受注した。
同社は作秋、上海市内の花き生産法人と生産や販売代理店の契約を結んだ。
売り上げに応じたロイヤルティー収入を得る。
春夏向けに出荷する予定で、初年度は約20万鉢、2013年春夏向けは約100万鉢を中国で出荷する計画。
同品種を世界市場で拡販する戦略商品と位置付けており、2011年5月期は世界で計600万鉢の出荷を見込む。
日経産業新聞より
投稿者 trim : 2010年05月10日 12:00