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2010年04月13日
中小支援を本格展開
「中小企業応援センター」として経済産業省から事業委託を受けた沖縄県産業振興公社、県商工会連合会が12日、それぞれ開所式を開いた。
同センターは商工会や業界団体など中小企業を支援する機関への専門家派遣を通じ、支援の高度化・円滑化を図る中核機関。
経営革新や事業承継、事業パートナー探しや創業などについて、中小企業から相談を受ける各機関を後方支援することで、高度な企業支援策を展開するワンストップサービスの提供を図る。
開所したのは「中小企業応援センターおきなわ」(代表・県商工会連合会、共同事業体・那覇商工会議所、県中小企業団体中央会)と「沖縄中小企業支援ネットワーク」(代表・県産業振興公社、共同事業体・県信用保証協会、沖縄銀行)の二つのセンター。
両センターが擁する経営戦略や情報通信、財務会計や法律などに関する専門家を各支援機関へ派遣する仕組み。ビジネスセミナーやビジネスマッチングなどの催しも開く。
開所式で県商工会連合会の上原義雄会長は「地域密着型の経営支援を通し、県内中小企業の底上げを推進する」とあいさつ。
県産業振興公社の知念栄治理事長は「日常的な経営支援に取り組む機関の支援能力を補完・強化するとともに、中小企業の経営能力を向上する」と強調した。
琉球新報より
投稿者 trim : 2010年04月13日 16:06