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2010年04月02日
「エコ農作物買う」52%
みずほ情報総研(東京・千代田)がまとめた、栽培時の二酸化炭素(CO2)排出を減らした「エコ農作物」に関する消費者調査によると、購入したいとの回答が52.5%と過半だった。
「エコ農作物」を区別できる認証制度を必要と考える層は71.3%に達した。
化学肥料を堆肥に代えるなどして肥料の製造時のCO2低減なども配慮した「エコ農法」への期待感を示しているようだ。
堆肥の利用や耕作の省力化などによりCO2排出量を100%削減できた場合、その農作物に支払ってもよい価格を尋ねると、一般の農作物より平均して2割前後高額だった。
CO2削減率と価格の関係を調べたところ、CO2が1%でも減っていれば価格もわずかでも上昇していた。
みずほ情報総研は、温暖化問題に対する農家の取り組みは少しであっても消費者に評価されると指摘している。
調査は2月3~4日インターネットを利用してコメや野菜などを日常的に購入している全国の成人女性に対し実施。2062人から回答を得た。
日経産業新聞より
投稿者 trim : 2010年04月02日 11:31