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2010年02月17日

吉野家も農業参入

吉野家ホールディングス傘下の吉野家は16日、農業に参入すると発表した。

横浜市で地元の農家と共同で農業生産法人を設立し、まず牛丼用のタマネギを生産、吉野家が全量引き取る。

2020年までに全国各地で農業を手掛ける考え。

野菜を安定調達するほか、消費者の食の安全・安心意識の高まりに応える。

生産法人「吉野家ファーム神奈川」(横浜市)を設立済み。
資本金は170万円で、吉野家が10万円、残りを提携農家などが出資している。

32㌃の農地を借り入れ、今年4月までにタマネギ20㌧(牛丼60万食分)を生産する。
吉野家ファーム神奈川は今後5年以内に借り入れる農地を5㌶まで拡大し、お新香用の白菜や大根などの生産も目指す。

吉野家は横浜市で生産ノウハウを蓄積し、2020年までに全国の20以上の自治体で農業を手掛ける計画だ。

農業はワタミやサイゼリヤ、モスフードサービスなど外食のほか、セブン&アイ・ホールディングス、イオンなど小売りの大手が参入している。


日本産業新聞より

投稿者 trim : 2010年02月17日 14:13