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2010年02月11日
「環境変化対応予算」
神奈川県川崎市、阿部市長は10日会見し、当初予算案を「環境変化対応予算」と名付けた上で、「世界的な経済危機や政権交代など社会経済環境の急激な変化に的確に対応する予算だ」と語気を強めた。
予算発表時の恒例となっている自己採点では2009年度の93点を基準に「80点」と評価。
「プライマリーバランスのプラスを保てなかったことと、減債基金の借り入れで各5点減点。環境対策などやりたいことができなかったことでも5点を減点。一方、保育所の大幅拡充と緊急経済対策で各1点を加えた」と説明した。
厳しい財政状況の中でも、「将来の成長の芽」と位置づける殿町3丁目地区の中核施設整備事業や、カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略(CCかわさき)などを盛り込んだことを強調した。
「川崎の新たな飛躍の礎を築く」とアピールしたが、2009年度の個人市民税が当初より60億円以上減収となる見通しで、10年度についても「個人所得の落ち込みが続く可能性があり、見込みが崩れることもある」との懸念を示した。
神奈川新聞より
投稿者 trim : 2010年02月11日 11:52