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2010年01月13日

「コンテナ野菜工場」発売

三菱ケミカルホールディングス傘下の三菱化学は12日、コンテナ内で野菜を効率的に育てる「コンテナ野菜工場」の発売を今月から開始したと発表した。

価格は5,000~7,000万円で、すでに中東・カタールへの販売が決まっており、4月に納入する予定。

野菜工場は、コンテナ(全長約12㍍)内でLED(発光ダイオード)などを照明に使い、水耕栽培で野菜を育てる。

電源は太陽電池と商用電源の併用が可能で、将来は太陽電池のみの稼働も視野に入れている。


温度や照明の明るさなどを調整でき、水は再利用する。
このため水の使用量を屋外での栽培の10分の1に抑えられ、連作も可能という。

レタスや小松菜などを年間約18,000株収穫でき、これは通常の3倍の収穫量に相当する。

水の使用量を抑えられることから水資源の乏しい中東をメーン市場にしているが、日本や他国での販売も狙う。
人口増加で食糧危機が懸念されるなど、野菜工場の需要は今後拡大が見込まれる。


フジサンケイ ビジネスアイより

投稿者 trim : 2010年01月13日 17:20