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2009年12月21日

赤土流出防止に努力賞

高校生が環境を中心に研修する第4期の「日本の環境を守る若武者育成塾」の最終発表会・表彰式(アサヒビール、日本環境教育フォーラム主催)が20日、墨田区のアサヒ・アートスクエアで開かれた。

沖縄県内から北部農林高校の生徒4人が「沖縄の海を守ろう!―ゴミのない透き通った美ら海を目指して」と題して熱弁をふるい、努力賞に輝いた。

沖縄・九州・四国地区から今年は46校、59チームの応募があり、最終発表会に北部農林高を含む7校が選抜され、臨んだ。

3年生の金城秀樹さんらは、本島北部地区の赤土流出防止対策に向け、木や植物で畑の周囲を囲って赤土の流出防止を図る「グリーンベルト」の施工や、ごみ拾いなど地域での地道な取り組みを発表した。

発表には3年生の大屋日香里さん、1年生の金城大己さん、坂下南実子さんも加わり、畑で実際に取り組んだグリーンベルトの施工や壁新聞などの啓発活動の実践を説明した。

努力賞受賞について金城秀樹さんは「もうちょっと上の賞を狙いたかったが、内容をもっと充実させていくよう今後、後輩に引き継ぎたい」と話した。
初の県外発表となり、金城大己さんは「ごみや赤土流出など環境問題に取り組み、沖縄を救いたい」と、今後の活動へ意欲を語った。


琉球新報より

投稿者 trim : 2009年12月21日 11:25