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2009年12月15日
「地球へのクリスマスプレゼント」
松山市の大街道商店街で12月19日、エコイベント「地球へのクリスマスプレゼント」が開催される。
同イベントは、各家庭で不要になった衣類を回収し、リユース・リサイクルをして衣類を燃やさないことでCO2の発生を防ぐことを目的に活動をしている「衣サイクル研究会」(辰巳町)が中心となり、「地球環境防止月間」である12月に合わせて行うもの。
「古着」「本」「ペットボトルのふた」「紙袋・レジ袋」の4つに大別し、家庭に眠る資源を回収し、CO2の発生を防ぐことで「地球へのクリスマスプレゼント」にしようというもの。
当日は商店街内にブースを設け回収を呼びかける。
「大掃除など、12月は家庭の整理整頓を行う時期。
不要になったものとして家庭から排出されるごみの中には資源として活用できるものも多く含まれている。
このタイミングに合わせ、回収の機会を設けることで、多くの人に知ってもらうことができ、効果的にCO2削減につなげることができると考えている。
気軽に持ち込んでもらえれば」と同団体代表の小池あゆみさん。
「今まで当団体としては衣類の回収をメーンに行ってきたが、ほかにも家庭に眠る資源があり、その可能性にアプローチする最初の取り組みでもある。今後の事業の広がりに期待している」とも。
回収された
「古着」は業者を通じて再利用へ回し、
「本」は漫画・雑誌以外を対象に「ブッククロッシング新居浜」を通じてカフェなどで本を無料提供する取り組みへつなげ、
「ペットボトルのふた」はNPO法人「Muse」を通じてポリオワクチンに還元する取り組みへ、
「紙袋・レジ袋」は同団体が1月に参加する環境イベント「メッセまつやま」でのバザーで使うなど、それぞれ環境に役立てられる予定。
当日は、活動に参加した人に葉っぱの形をしたオーナメントを渡し、メッセージを書いてもらったうえで「エコなクリスマスツリー」を完成させる。
開催時間は12時~16時。
翌20日から25日までは「アートステーションおいでんか」(松山市大街道1)へ場所を移し、回収を継続する。
松山経済新聞より
投稿者 trim : 2009年12月15日 16:44