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2009年12月13日

「長岡京市環境フェア」

環境保全活動に取り組む市民や企業が集う「長岡京市環境フェア」が12日、京都府長岡京市天神の市立中央公民館で開かれた。

里山再生など市民団体の取り組みが展示されたほか、企業が企画した低公害車の試乗もあり、訪れた人は体験も交えて環境保全の大切さを学んだ。

温暖化防止やエコ意識を市民に広めようと、市環境の都づくり会議や西山森林整備推進協議会などでつくる実行委員会が初めて催した。
参加したのは市民団体や企業約40団体。


会場では、西山の間伐材を使って簡単な木工品を作る体験コーナーが設けられた。
参加した親子はボランティアの手ほどきを受け、薄く輪切りにした枝や木の実を接着剤で張り合わせた。
クマやイノシシ、アンパンマンを模した愛らしいペンダントやブローチの完成が近づくにつれ、幼児も喜々として手を動かした。

また、雨水の再利用やゴーヤー、キュウリを活用した夏場の「緑のカーテン」、牛乳パックを使った紙すきなど、市内の小学生が模造紙に学んだ内容をまとめた展示も並んだ。

自動車メーカーが設けた屋外ブースでは、家族連れが電気自動車やハイブリッド車の試乗を楽しんだ。

企業の環境対策の紹介や竹細工の試作コーナーもあり、公民館全体を使った多彩な内容に多くの市民が足を止め、興味深そうに参加したり眺めたりしていた。


京都新聞より

投稿者 trim : 2009年12月13日 15:02