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2009年11月15日
里地・里山保全で新法検討
環境省は、豊かな自然環境を保っている里地や里山を保全するため、来年の通常国会に新法を提案する方向で検討に入った。
保全に必要な土地を買い取る仕組みを盛り込む。
来年10月に名古屋市で生物多様性条約締約国会議(COP10)が開かれる機会をとらえ、新法を通じて自然保護の取り組みを強化する狙いだ。
里地・里山は、田んぼやため池に代表されるような、農林業などの適度な開発を通じて形成された自然環境を指し、さまざまな野生生物をはぐくんでいる。
昨年施行された生物多様性基本法に加え、民主党が衆院選に向けまとめた政策集でも、里地・里山保全を進める考えが示されている。
政策集では「(保護すべき地域の)所有・管理を国・自治体で進め、取得については国の費用で計画的に進める」とし、自然環境を保全するナショナルトラスト運動のような土地の買い取りを国としても進める方針を示している。
時事通信より
投稿者 trim : 2009年11月15日 16:55