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2009年11月03日
バイオ燃料、どうやって作るの?
横浜市は2日、給食の使用済み油からバイオディーゼル燃料(BDF)を精製し、下水処理施設の発電に使う過程を公開した。
市は9月から金沢区内の市立小学校から給食の揚げ物に使った米油を回収し、同区内の授産施設で精製。
施設から車で5分程度の市の下水処理施設で発電施設の燃料として使っている。
お披露目式では林文子市長が
「小さな行動の積み重ねが地球温暖化問題の解決に大きな力になる」とあいさつ。
近くの小学校の児童と一緒に精製機のボタンを押し、使用済み油の精製を開始した。
林市長はその後、でき上がったBDFを下水処理施設の発電施設の燃料タンクに注入。
発電を始めた。
来年3月末までに10㌔㍑のBDFを精製する。
市は来年度以降、福祉施設に置く精製拠点を6カ所に拡大し、使用済み油の回収を全区の小学校に広げる方針だ。
日本経済新聞より
投稿者 trim : 2009年11月03日 10:43