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2009年10月20日

都市農業サミット

都市農業の復権と再生を目指した初の「都市農業サミット」が19日、全国都市会館(東京)で開かれた。

岡村幸四郎川口市長が呼びかけ、宇都宮、市原(千葉)、佐世保(長崎)など全国19市が共同主催。

「都市の農業と農地は全住民の財産。住み良い環境づくりを進める地域社会の構築が不可欠」との共同宣言書を採択した。

▽農地と緑地保全への支援策の拡充
▽産地間交流事業への支援制度創設
▽相続税軽減措置の拡充
――などを柱とした施策提言もまとめた。
20日、農林水産省や財務省などに提出する。

各市長らは代表者会議や分科会で意見交換した。
分科会では、農業従事者の減少や耕作放棄地の拡大などの問題点が指摘された。
岡村市長は「民主党政権に変わった今、農業政策について全国の市長が意見交換する意義は大きい」と指摘した。
参加した各市は、連携しながら都市農業の再生を目指すとしている。【鴇沢哲雄】


毎日新聞より

投稿者 trim : 2009年10月20日 14:17