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2009年10月16日
「宙博(そらはく)」
宇宙開発や地球環境問題をテーマとした博覧会「宙博(そらはく)2009」(宙博実行委員会主催)が12月3~6日の4日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される。
イタリアの科学者、ガリレオ・ガリレイが初めて天体観測を行ってから400年目に当たる今年が、世界天文年であることにちなんだ催しで、関係者が15日、東京都内で概要を発表した。
月惑星探査ロボットや電気自動車の展示、宇宙服の試着コーナーなどがあり、親子で楽しめるイベントとなりそうだ。
宙博では、宇宙への関心を高めてもらうだけでなく、「環境問題やクリーンエネルギーなどを絡めた内容」(実行委員長の海部宣男・前国立天文台長)となる見通しだ。
初日の3日には、立川敬二・宇宙航空研究開発機構理事長が、日本の宇宙開発について基調講演。
宇宙から見た地球環境問題などをテーマに、各専門家による発表も行われる。
また、月惑星探査ロボットの実物や再使用型ロケットの実験機が展示されるほか、慶応大が開発した電気自動車「Eliica(エリーカ)」の試乗会なども実施。
宇宙服の試着や小型望遠鏡の制作なども体験できる。
宙博は今後10年、毎年開催される予定。
実行委員の一人の立川氏は「日本人が宇宙に行くきっかけになれば」と期待を寄せていた。
フジサンケイ ビジネスアイより
投稿者 trim : 2009年10月16日 10:29