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2009年09月17日

生物多様性日本アワード

環境省とイオン環境財団(岡田卓也理事長)が創設した「第1回生物多様性日本アワード」優秀賞に、JAたじまなどが推進する「コウノトリ育(はぐく)む農法とコウノトリ共生米」が選ばれた。

優秀賞は8点あり、10月9日にグランプリが発表される。

さまざまな生物が生息できる環境の保全活動や持続可能な利用に向けた調査・研究・商品開発などを表彰するため、名古屋市で来年開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に向けて創設された。

岩槻邦男・県立人と自然の博物館長ら11人が選考にあたった。


育む農法と共生米は「保全プロダクト部門」で受賞。
自然や生き物の力を借り、農薬や化学肥料をなるべく使わない自然農法で安心・安全な米を生産し、これを消費者が購入することで、環境保全と経済活動を両立させた点が評価された。

育む農法は2003年に水田0.7㌶で始まり、今年の生産面積は212㌶に拡大。
あわせて湿地の保全活動や地域住民への啓発の取り組みも続いている。【皆木成実】


毎日新聞より

投稿者 trim : 2009年09月17日 17:25