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2009年08月31日
小・中学生の施設見学受け入れ
京都市伏見区の千両松地域の廃棄物処理業者(リサイクル業者)15社で構成する、千両松地域エコ協議会(京都市、福岡進会長)は8月4日、京都市産業廃棄物指導課が企画した「夏休み~ゴミと資源を考えるさんぱい施設見学会」の一行を迎え、会員各社の施設などに案内した。
当日は、京都市内の小・中学生と保護者など42人が参加。
午前10時過ぎに集合した一行は、まず同協議会員が取り組む事業の内容に関する説明を受けるとともに、会員によるリサイクルに関する具体的な話に耳を傾けた。
地元の大手飲料メーカーからは、省資源タイプの軽量PETボトルに入った飲み物が参加者に提供、プラスチックリサイクルの“生の教材”としても活用された。
同協議会には、RPF製造や蛍光管・乾電池、古紙、使用済みPETボトル、アスファルト・がれき類など多様な産廃を扱う企業が属しており、一定地域に施設が集積・立地している。
見学ツアーは施設数の多さから、大半がバス乗車で行われた。
一部工場では全員が下車し、工場現場の様子を見て回った。
午後12時半には、再び会員企業の会議室に集合、京都市から参加賞が授与され解散した。
参加者アンケートでは、半数以上から「来年も参加したい」との回答があり、好評だった。
千両松地域エコ協議会は、今回のような見学者の受け入れのほか、公共関係の環境イベントに参加。
2カ月に1回のペースで清掃を行うなど、地域貢献活動にも継続的に取り組んでいる。
循環経済新聞より
投稿者 trim : 2009年08月31日 16:08