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2009年08月12日

【エコシティー】 宮古島市・糸満市

沖縄県宮古島市と糸満市は新エネルギーの体験設備を整備した「次世代エネルギーパーク」を活用し、観光客や地元住民が環境関連施設を周遊できるエコツアーを構築する。

ガソリンにバイオエタノールを混ぜたバイオ燃料の製造施設や、太陽光発電システムなどを見学するコースを整備、担当者が施設の特徴を解説する。

環境関連施設を新たな観光資源としてアピールする。


宮古島市は石油販売のりゅうせき(浦添市)の「E3」と呼ばれるバイオ燃料の製造施設や、沖縄電力の風力発電、地下ダム資料館など市内の7~8の環境関連施設をコースにする。

2009年度中に太陽光発電システムを活用したモデルハウス3棟を建設、一般開放する計画だ。

2010年度をめどにコースを巡るツアーをつくる。
観光ツアーを手掛ける地元企業と連携し、周遊バスの運行を予定する。
料金など詳細を詰める。


糸満市は太陽光発電システムを取り付けた市庁舎と、市の第三セクターでワインを製造する「糸満観光農園」をエコツアーの中核施設にする。

同市は2002年に県内の先駆けとなり市庁舎に太陽光発電システムを導入。
糸満観光農園には風力発電システムを設置している。
2009年度中に市に両施設の特徴を解説する専用窓口を設置する予定。


日経産業新聞より

投稿者 trim : 2009年08月12日 14:59