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2009年08月03日
家庭廃食用油のバイオ再生重油化
全国オイルリサイクル協同組合(東京・中央、長谷川徹理事長)、新日石総研(東京・港、山地隆彦社長)は「家庭廃食用油のバイオ再生重油化」について講演を行う。
今回の講演は、経済産業省資源エネルギー庁委託調査事業として実施したもの。
従来の再生重油に植物油由来の家庭廃食用油を混合調整することによる低廉かつ環境にやさしいバイオ再生重油の製造を目的とした。
また一般家庭から排出される家庭廃食用油の回収の仕組みづくりが大きな課題だったが、今回の回収実験では、給油所、スーパーマーケット、市民の協力を得て札幌市の社会福祉法人が廃食用油の回収事業を行った。
その結果各部門の連携、協力が好結果を生み、家庭からの廃食用油の回収量も月ごとに順調に拡大した。
こうした環境関連の新たな産業分野は、地域における障害者の新たなビジネスモデルとしての側面もあると考えられている。
今回は調査報告書がまとまり、取り組み内容の紹介と今後の展開について講演会を開催する。
開催要項は次のとおり。
日時 8月18日(火)14時~16時30分(講演会)
場所 ホテルノースイン札幌・北農健保会館
参加費 無料(申込不要)
問い合わせ
全国オイルリサイクル協同組合(電話03-5250-5086 池田寿文専務理事)
新日鉄総研(環境・製品技術調査部 電話03-6811-1214 岡本康男部長)
循環経済新聞より
投稿者 trim : 2009年08月03日 15:25