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2009年08月17日

特産品開発に27作品

沖縄県八重瀬町の特産品開発に取り組む同町商工会は12日、開発費の助成対象として公募していた新商品開発、既存商品開発の作品審査会を具志頭農村環境改善センターで開いた。

町内外の15団体から27作品の公募があり、町農産物のピーマンやオクラ、紅イモなどを利用した特産品が提案された。

町商工会は全作品への開発費助成を決め、10月ごろ開催予定の八重瀬まつりで試作品を発表する予定。

町商工会は中小企業庁の「地域資源∞全国展開プロジェクト」から助成金800万円を受け、町農産物を「南国カラフルベジタブル」として活用し、食品のほか規格外農産物を利用した化粧品などの加工品の開発などを目指している。

今回の試作品開発に約300万円を充てる。

公募作品は、紅イモの発泡酒や菓子、ピーマンの漬物やジャムなどさまざま。
唯一高校生の南部商業高校マーケティング部は、ピーマンを沖縄そばの麺に練り込んだ商品を提案した。

町役場や農協の職員、識者などで構成される審査員が商品の特色や商品パッケージ、販路、原材料の供給源などについて質問、助言などしていた。

町商工会経営指導員の新里司さんは「町内の事業所が共通の場所でアイデアを出し合い、考えを深めていくことで地域も活性化する。八重瀬町の知名度を上げる名産品の開発につながってほしい」と期待した。


琉球新報より

投稿者 trim : 2009年08月17日 14:41