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2009年07月10日

蛍光灯の再生ガラス使う

コイズミ照明はこのほど、使用済み蛍光灯の再生ガラスで作ったペンダントライト2種を発売した。

再生素材特有の緑がかった色や細かい気泡が特徴で、ハウスメーカーや工務店などにインテリア照明として売り込む。

2種合わせて年間2,000台の販売を目指す。

一般の電球のように仕上げた器具と、下部が広がった「レフ球」のような形の器具を用意した。

いずれも60㍗のクリプトン球を使っており、希望小売価格は21,840~24,990円。


専門のリサイクル業者が蛍光灯を金属部品やガラスに分け、水銀を取り除いたうえで再生ガラスに仕上げるという。


コイズミ照明によると日本では年間4億本の蛍光管が捨てられており、リサイクルされるのはそのうち15%程度にとどまっている。

新製品は蛍光灯リサイクルを啓発する目的もあり、同社は「将来、自社で蛍光灯を回収して照明器具をつくりたい」としている。


日経産業新聞より

投稿者 trim : 2009年07月10日 10:20