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2009年06月29日
環境学習ガイド改訂
京都府乙訓地域の企業や教育関係者などでつくる「京都環きょうみらい会議」がこのほど、モデル教材の「環境学習ガイド」を全面改訂。
新たに「乙訓の環境」実践集も作成した。
乙訓地域の小中学校に配ったほか、希望者にも配布する。
同会議は、発足した2005年度に小学校向けの環境学習ガイド、翌年度には中学校向けのガイドを作成した。
環境学習は総合学習などで取り組みが増えているが、具体的に学習を進める指針がなかったためという。
全面改訂した今回の環境学習ガイドでは、環境問題を
▽自然
▽エネルギー
▽ごみ・リサイクル
―の3つの観点に大別。
教科書から関連する内容を抽出し、
▽特 性・性質を学ぶ
▽関係を学ぶ
▽活動を学ぶ
―のサブタイトルで整理した。
どの学年のどの教科で学ぶか、小中学校の9年間を横断的に見通せるように紹介している。
実践集では、食べ物や紙作りから考えるエコロジー、竹の間伐材を活用した校舎の屋上断熱など、乙訓地域の小中学校に実践20例を掲載。
環境教具と社会人講師による出前授業も項目に載せた。
環境学習ガイドはA3判の観音開き折り。
実践集はA4判14㌻。
各500部作成。
残っている100部を無料提供するほか、乙訓教育局のホームページからダウンロードできる。
京都新聞より
投稿者 trim : 2009年06月29日 11:30