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2009年06月18日
茶殻使った紙ナプキン
伊藤園は和歌山県かつらぎ町の印刷会社、溝端紙工印刷と共同で、緑茶飲料の製造工程で排出された茶殻を配合した紙ナプキンを開発した。
従来は捨てられていた茶殻を有効活用することで環境配慮の取り組みをアピールする。
口をふいた時にお茶の香りも楽しめるという。
「お茶殻入り紙ナプキン」の名称で溝端紙工印刷が通販会社などを通じて販売を始めた。
価格は100枚で80~90円。
1,000枚当たり「お~いお茶」500㍉㍑ペットボトルで約36本分の茶殻を配合しており、その分の紙原料の使用量を削減できる。
伊藤園は茶殻の有効利用を進めている。
これまでは名刺や畳、ボールペン、靴の中敷などを専門業者などと開発した実績がある。
緑茶飲料で首位の同社は2007年度の約4万3,000㌧の茶殻を排出している。
茶殻は抗菌・消臭効果も確認されているという。
日経産業新聞より
投稿者 trim : 2009年06月18日 15:41