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2009年06月06日
緑のカーテン作って
草津市や市民らでつくる「『小』エネルギー推進市民フォーラム」が地球温暖化防止のため、ゴーヤで緑のカーテンを作る取り組みを進めている。
今年度も市民や事業所などに苗を配布。
気温を下げる効果に加え、見た目の涼しさも人気を呼んでいる。
同市などは2006年度、市役所の壁でゴーヤを試験栽培。
壁沿いのネットにつるをはわせて成長させると、葉が茂って日差しをさえぎる“カーテン”になる。
市が“カーテン”の表と裏の空気の温度を測ったところ、最高6度、平均2.3度の違いがあった。
このため、2007年度から、希望する市民に苗を配布して育ててもらう取り組みを開始。
初年度は300世帯に約900株を配り、今年度は500世帯に約,500株を配布する。
昨年度配ったうち189世帯への調査を分析した結果、全体で推定約2,000㌔の二酸化炭素が削減できた。
育てたゴーヤは食べられるうえ、栽培を通じて家庭や地域での会話が増えるなどの効果もあるという。
今年度は5月21~23日、市役所前で事前応募者に苗を配布。
3年連続で苗を受け取っているという同市矢倉2の主婦、鈴木晶子さん(59)は「ベランダで育てていますが、多少涼しい気がします」と話した。
フォーラムの山本悦子副委員長は「ゴーヤを通じて環境に関心を持ってもらい、電気や水の使い方にも目を向けてほしい」と話している。
毎日新聞より
投稿者 trim : 2009年06月06日 14:42