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2009年06月02日
「ピーめん」
沖縄県八重瀬町の南部商業高校マーケティング部が、地元八重瀬町の特産品であるピーマンを沖縄そばのめんに練り込んだ「ピーめん」の開発に取り組んでいる。
2月の「やえせ桜まつり」の出店でも販売し、好評を得た。
現在は県内のめん製造会社と連携し、本格生産の準備に入っている。
6月中旬にも町内のイベントで販売する予定があるほか、「地産地消」と「食育」の一環として学校給食の献立にも採用されるよう働き掛けていく。
南部商業高校は八重瀬のPRに取り組み、これまでにも県内生産量の56%を占める八重瀬産ピーマンを原料としたブッセ(焼き菓子)を開発、販売している。
今回はより幅広い年代の消費者層を狙い、県民食といえる沖縄そばと組み合わせた商品開発に昨年10月末から取り組んできた。
やえせ桜まつりで販売した際の購入者アンケートの回答を参考に味の改良も重ねた。
原料のピーマンは農協から規格外のものを無償で仕入れている。
町内の食品会社やめん製造会社と共に試行錯誤を重ねた結果、5月にピーマンのエキスと果肉が入っためんを最終的に仕上げた。
ピーマンの苦みを抑えながらも、その風味を楽しめる沖縄そばになったという。
部長の安里幸太君は「苦みはなく、小さい子供からおいしく味わえる。ビタミンA、Eも豊富で美肌効果もある。規格外ピーマンを使用することで環境にも優しいし、地産地消につながる」とその魅力を強調した。
琉球新報より
投稿者 trim : 2009年06月02日 11:56