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2009年05月19日

「小さなエコ農村」

滋賀県甲賀市の甲南第三小の校庭で、ビオトープ池を再生し、小さな農村をイメージする「スクールエコビレッジ」整備が進んでいる。

これまでに池や水路が完成。田んぼを造成中で、29日の竣工(しゅんこう)式では児童が田植えや植栽を行い、一帯を里山にする。

スクールエコビレッジは教室棟東側の約50平方㍍。
「農」をコンセプトにし、雨水などが池(約4平方㍍)と田んぼ(8平方㍍)を循環する水路を設け、せせらぎを創出。
池では藻やハス、魚などを飼い、そばの平地にはドングリやナンテンなど実のなる木やタンポポを植え、小鳥が訪れるようにする。

整備地の横ではすでに既存の菜園で児童がキャベツ、トマト、ナスなどを栽培しており、西村忠三教頭は「食物や生き物、自然環境が学べる総合学習空間になる」と期待している。


同小では2008年度に創立100周年記念事業実行委が、数10年前から校庭に2つあった池の水を循環させる太陽電池式のポンプを寄贈、これを機に同ビレッジを整えてきた。


京都新聞より

投稿者 trim : 2009年05月19日 11:58