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2009年05月08日
「すいたンク」
大阪府吹田市は雨水を環境保護に利用するための貯留タンクの設置を助成する事業「すいたンク」を実施する。
設置費用の9割を市が助成することで、平成21、22年度の2年度で2,100台の普及を目指す。
6月にも募集を開始する見込み。
今回、助成されるのは80㍑タンクが1,700台、200㍑タンクが400台の計2,100台。
市内の一般家庭や企業が対象で、設置費用の各自負担は80㍑タンクが1,500~1,600円程度、200㍑タンクが4,500~5,500円程度を予定している。
事業総額は計5,400万円。
同市では昨年度も同様の制度で設置費用の5割を助成したが、13件しか応募がなかったという。
平成22年度の市制施行70周年に合わせて助成を価格の9割相当に引き上げ、短期間に広範囲の普及を目指す。
昨年度の設置者への差額補填(ほてん)は検討していない。
貯留タンクの雨水は飲料水には使えないが、打水やガーデニングの散水などに利用できる。
また、川や水路への急激な流入を防ぐことで、近年頻発するゲリラ豪雨などへの浸水対策にも一定の効果があるとみられている。
産経新聞より
投稿者 trim : 2009年05月08日 10:59