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2009年03月05日
農業照準の投資ファンド
三菱東京UFJ銀行は農業関連企業に投資するファンドを設立した。
「食の安全」への関心の高まりから農業に参入する企業が増えており、同行はこうした企業と早くから取引基盤を築いて将来の収益につなげたい考え。
農業向けファンドをつくるのは3メガバンクで初めてという。
ファンドは総額5億円。
食品や農業分野で先進的な事業に取り組み、株式の上場を志向している企業に1件当たり1,000万円を上限に投資する。
新たな技術・生産方法を開発した農業法人や、異業種から農業に参入しようとする一般企業を想定している。
同行が84%、グループ会社の三菱UFJキャピタルが10%、三菱総合研究所が6%を負担。
さらに資金が必要な企業には三菱UFJキャピタルが追加出資を検討する。
昨年8月には農林中央金庫が総額21億円の「アグリ・エコファンド」を設立するなど、金融機関による農業支援の動きが相次いでいる。
日本経済新聞より
投稿者 trim : 2009年03月05日 17:33