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2009年01月26日

カンガルーの糞から堆肥

ひびき灘開発(福岡県北九州市、宮崎哲社長)は、同市若松区の「グリーンパーク」内にある「ひびき動物ワールド」が焼却施設で処理していたカンガルーのふんの一部を引き取り、年間17~18㌧分をたい肥化している。

約4カ月かけて搬入されたふんと木材チップ、トマトの葉の付け根から出るわき芽を同社用地内で混ぜ、たい肥化する。

たい肥は分析した結果、栄養価が高く、育苗に適することが確認されている。

昨年11月には、同社用地内において、カンガルーのふんで自社生産したたい肥を活用し、地域自生種の苗木を植える「第2回植樹会」を開催。

「カンガルーたい肥」約25立方㍍を使用し、同社用地内1,000平方㍍にヤマモモやヤブツバキなど4種類の苗木約5,000本を植えた。

同植樹会は同市の「環境首都100万本植樹プロジェクト」の対象事業で、企業では第1号となる。

同社は今後、リサイクルたい肥を活用した緑化活動などにより、二酸化炭素(CO2)削減を図るとともに「手づくりの植樹」を目指す。


循環経済新聞より

投稿者 trim : 2009年01月26日 16:13