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2009年01月23日

沖縄食材で弁当・総菜

ローソンは沖縄県が地盤のサンエーと業務提携した。

地元の食材を使った弁当や総菜類を共同で開発。
開発した弁当類の全国展開も視野に入れる。

地域を統括するエリアフランチャイズ(AFC)会社も共同出資で設立する計画。
サンエーと協力し、出遅れていた沖縄での事業拡大を進める。


提携内容は地元の生鮮品を使って共同で開発した弁当類を互いの店舗で販売するほか、商品の売れ筋情報の交換や共同販促も実施する方針。
具体的な連携策は今後両社の担当者からなる検討委員会を設立して詰める。


沖縄県にはローソンのほか、ファミリーマートなどが出店している。
店舗数はファミマが199店に対して、ローソンは133点にとどまる。

1987年に先行進出したファミマは地元流通大手のリウボウ(沖縄県那覇市)と共同で設立した沖縄ファミリーマート(沖縄県那覇市)が沖縄県内の店舗を統括し、独自の商品開発も進めている。

一方、ローソンは1997年に出店を始め、自前で商品開発や加盟店開拓を進めてきた。

だが、食文化の違いなどの壁は厚く、「地域色を強めようと努力してきたが不十分」(新浪剛史社長)と判断。
地元を熟知するサンエーと共同事業に軸足を移し、ファミマとの差を詰めたい考えだ。


日経流通新聞より

投稿者 trim : 2009年01月23日 11:19