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2009年01月18日
環境分野での投資に期待
景気悪化で来年度の財源不足が2,000億円弱まで膨らむ見込みの神奈川県財政。
県は、負担軽減のため、産業集積促進方策「インベスト神奈川」の目玉である助成金について、大企業の申請受付期限を1年間繰り上げ、3月31日までとした。
松沢成文知事は13日の定例会見で「インベスト神奈川はこれまで約6,000億円の県内投資を呼び込むなど大きな成果を上げてきたが、見込まれる助成額は約740億円で相当の財政負担を伴う」と説明。
前倒しすることで約80億円の負担軽減が見込まれるという。
見直しの影響について、「こういう経済状況の中での投資はあまり期待できないので、大きなマイナスにはならない」とする松沢知事。
その上で、「電気自動車の電池など環境分野の誘致に戦略を絞ってやっていきたい」と、大きな成長が見込める環境分野で企業の投資意欲を引き出していく考えを示した。
「(目玉を見直すからといって)やめるのではない。中小企業支援や融資などは続く」。
肝いりの政策だけに、口調は強かった。
産経新聞より
投稿者 trim : 2009年01月18日 11:32