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2008年12月20日

屋我地中に林野庁長官賞

1日に環境省であった第43回全国野生生物保護実績発表大会(主催・環境省、日本鳥類保護連盟)で、15年続けているマングローブ林の植樹活動について発表した名護市立屋我地中学校が林野庁長官賞を受賞した。

同賞は環境大臣賞、文部科学大臣奨励賞に次ぐ賞で、全国からは同中を含め2校のみの受賞。

生徒らは19日、島袋吉和名護市長と県文化環境部の知念建次部長をそれぞれ訪ね、受賞を報告した。

屋我地中は1993年から現在までの15年間、地元の屋我地干潟にオヒルギやメヒルギ、ヤエヤマヒルギなどマングローブ林の植栽と、河口域のごみを取り除くなどの海岸清掃に取り組んでいる。

今年は全校生徒45人や地元住民、父母らでメヒルギ約2,000本を植樹、大会ではその様子を生徒会長の坂下南実子(なみこ)さん(15)、宮城あすかさん(14)=3年=と仲村朝香さん(14)、坂下新(しん)君(14)=2年=の4人が発表した。

宮城さんは「今まで当たり前のように受け継がれてやってきたことが評価されてうれしい」と喜び、坂下さんは「審査員からは、植樹したヒルギがどの程度増えたのかや、生息する生物の把握が不足していると指摘された。これから調べていきたい」と抱負を語った。


琉球新報より

投稿者 trim : 2008年12月20日 16:12