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2008年12月01日
宮古総実高、ソバ栽培でCO2削減
「うちなー減らせCO2ありんくりんプロジェクト県大会」(主催・気候アクションセンターおきなわ)が30日、沖縄県島尻郡南風原町のジャスコ南風原店で開かれた。
沖縄県内で地球温暖化対策を実施する8団体(1個人)が取り組みを発表し、宮古島で日本ソバ栽培を通して地下水保全と二酸化炭素吸収による温暖化抑制を目指す取り組みをしている県立宮古総合実業高校環境班がグランプリに輝いた。
同校は2月に東京都で開かれる全国大会に出場する。
九州地方環境事務所長賞に沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザが選ばれた。
温暖化対策の取り組みの募集には県内から19件の応募があり、書類審査を通った8団体が県大会に出場した。
同校環境班は、化学肥料が原因の硝酸態窒素による地下水汚染がある宮古島で、日本ソバ栽培により土壌の窒素をソバが吸収し、地下水への浸透を抑えることを説明。
国内自給率の低いソバ生産で、フード・マイレージ(食糧の輸送距離)を抑え、二酸化炭素排出量削減につながることなどを強調した。
琉球新報より
投稿者 trim : 2008年12月01日 11:42