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2008年11月27日
「美ら海レンタルサーバー」
沖縄の観光情報などを発信している沖縄情報ドットネット(那覇市、北村嘉規社長)、IT(情報技術)関連企業のレキサス(宜野湾市、比屋根隆社長)、メディアウォーズ(京都市、三上出社長)は26日、県庁で会見し、収益の一部を沖縄の環境保護活動に寄付する3社合同の新サービス「美(ちゅ)ら海レンタル サーバー」を12月1日から開始すると発表した。
環境保護を目的としたレンタルサーバーの提供は全国で初めて。
県内外で沖縄の自然環境保護に関心のある法人や個人を対象に顧客獲得を図る。
レンタルサーバーは利用者にインターネット上の識別子(ドメイン)や電子メールなど多機能のサービスを提供する。
美ら海レンタルサーバーは法人向けのレンタル料は月額5,040円と8,190円の2種類。
個人向けも月額1,029円からと1,869円からの2種類を用意している。
初年度の売り上げ目標は2,290万円。
そのうち、約5%に当たる100万円程度を環境保護に取り組む団体などに寄付する予定。
県内の販売窓口を担当する沖縄情報ドットネットの北村社長は「これまで環境保護と言えば募金活動だった。産業を興して収益を環境保護に還元させる仕組みをつくりたい」と強調。
宜野座村のITセンターで同サービスの管理と運営を行うレキサスの比屋根社長は「沖縄の海を考えながら経済も発展させる新たな経済モデルをつくりたい」と述べた。
レンタルサーバーのメンテナンスや県外での営業を展開するメディアウォーズの今井寿人専務は「多機能、高機能で料金設定も努力した。全国の沖縄ファンに利用してほしい」と話した。
琉球新報より
投稿者 trim : 2008年11月27日 10:50