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2008年11月19日
食品残さ 飼料に 育てた豚 弁当に
沖縄ファミリーマート(那覇市、本部十九郎社長)は弁当などを製造委託する食品工場の残さを豚の飼料として活用するリサイクルを始めた。
肥育された豚は弁当の食材として活用、12月中旬から独自企画の商品を沖縄県内の全199店舗で販売する。
本土のファミリーマートでも手掛けていない試みで、環境に配慮した商品作りをアピールする。
同社の弁当やおにぎりなどの約7割を製造するみなと食品沖縄(那覇市)の工場からでる残さをリサイクルする。
コンビニの弁当類などは販売計画数より多く製造するため、出荷期限が過ぎた食品を含め1日1㌧程度のロスが出て、有効利用が課題となっていた。
沖縄ファミリーマートは約1年前から県内の養豚農家や残さの処理業者と協力し、食品ロスを豚の飼料として活用。
おがくずなどを混ぜて、養豚農家で豚の飼料にしてきた。
養豚農家も一度に大量の餌を比較的安価で調達できるなどの利点もある。
工場から排出される生ゴミは飼料に利用されてゼロになっており、同社はこの飼料で育てた豚肉の弁当を売り出す。
第一弾として12月中旬から「豚ショウガ焼き弁当」を販売。価格は550円(税込み)。
来年2月には「トンカツ弁当」(550円を予定)を販売、商品を順次拡充していく。
日経流通新聞より
投稿者 trim : 2008年11月19日 15:09