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2008年10月27日

再生蛍光灯の導入強化

パナソニック電工は、法人向けに蛍光灯をレンタルする「あかり安心サービス」で、回収した廃蛍光灯をリサイクルした素材を使用した再生蛍光灯を導入し、契約事業者数が900法人、約5,200事業所で、2006年より1,100事業所増加した。

2010年には、10,000事業所との契約を目指す。

10月16~17日に「地球環境展2008大阪会場」をパナソニック電工本社で開催、環境への取り組みの1つとして展示、紹介した。

あかり安心サービスは、2002年から開始した工場や事業所を対象に蛍光灯をレンタル契約するサービス。
貸与することで、使用後アフターケアや廃棄作業などを一括で行うことが特徴だ。
事業者から回収した蛍光灯をリサイクル業者に運び、処理し、カレットを製造する。
自治体からも引き合いがある。

同社の関連会社「パナソニックライティング」が製造する再生蛍光灯は3%の再生材料を使用している。
同サービスをサポートするリサイクル会社は、JFE環境、サワヤ、野村興産、ジェイ・リライツ、神鋼環境ソリューションの5社。
再生蛍光灯の導入を進めることで、バージン材料を使用した場合と比較し、大幅なCO2削減が可能だ。

普及向上が今後の課題で、ISO取得事業者や工場、ビル管理会社などに理解を求めていきたいという。


循環経済新聞より

投稿者 trim : 2008年10月27日 15:08