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2008年10月06日
「100年幸福の森づくり計画」
那覇市おもろまちの那覇市緑化センターで5日、フクギの種を植える「100年幸福(しあわせ)の森づくり計画」が催された。
同計画は育った苗を2年後に植樹し、100年後に森が形成されることを想定。
同センターが主催し、親子連れや児童生徒ら35人が参加した。
参加者は種を植えた後、鉢を持ち帰って各自で育てる。
講師の染色家の並河善知さん(58)は環境省がコウモリの森づくり、県が「一島一森(いちしまいちむい)づくり」を推進していることやコウモリがフクギの実を好物にしていることを説明した。
奥平藤也(ひさや)さん(36)、千草さん(36)夫婦は生後7カ月の娘万葉(かずは)ちゃんの成長を願って参加した。
千草さんは「2年後の植樹も楽しみ。この子の成長とともにフクギの成長を見守りたい」と話した。
屋上緑化について学んでいる那覇市立松城中1年4組の生徒8人も参加。
学級で美化エコ班に所属する大城昇也君(12)は「もっと緑を増やして環境に優しい家や学校にしたい。頑張って大きく育てる」と意気込んだ。
並河さんは「気の長い話だが木は人間よりも一生が長い。夢があり、2年間しっかり愛情を込めて育ててほしい」と期待した。
琉球新報より
投稿者 trim : 2008年10月06日 10:56