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2008年05月29日
【岐阜県】温暖化対策強化 来月に県民から宣言募集
岐阜県は環境月間の6月、県民から「ぎふエコ宣言」を募集するなど地球温暖化防止の取り組みを強化する。
宣言は昨年12月に打ち出した「マイはし使用」と「マイカー使用自粛」の両宣言の“進化形”。
レジ袋を断る「マイバッグ使用宣言」や節水に努める「エコ水宣言」など8つを加えた10の宣言を「ぎふエコ宣言」にまとめた。
10万人の参加を目指しており、県地球環境課は「家庭から出る二酸化炭素(CO2)の削減はレジ袋の有料化などいや応なく巻き込まれる形ではなく、一人一人が自ら考えて取り組むことが大事」と呼び掛けている。
このほか、県は「マイはし」に賛同する飲食店を募り、協賛を示すステッカーを配布。
151店舗が6月の1カ月間、はしを持参した客に値引きなどのサービスをする。
県のホームページ「県まるごと環境パビリオン」では、温暖化防止に向けた日常生活の豆知識などを6月中、日替わりで紹介する。
本年度中に「県地球温暖化防止基本条例(仮称)」の策定を目指す県は28日、森林保全などの吸収源対策、二酸化炭素(CO2)の排出削減、環境教育――の3つの柱を掲げる方針を明らかにした。
県によると、同じような条例は長野、静岡など5府県が策定しており、事業者に排出削減を働き掛ける内容が中心。
岐阜県はこれに加え、県面積の約8割を森林が占める「岐阜らしさ」を打ち出し、森林づくりや子どもたちへの教育も盛り込むことにした。
中日新聞より
投稿者 trim : 2008年05月29日 15:03