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2008年04月30日

年度末には半数がLED化 三重の海、環境に優しく

海の標識、信号である灯台で、消費電力が少なく二酸化炭素(CO2)削減効果があるLED(発光ダイオード)化が進んでいる。

愛知、三重県に面した海の保安業務を行う第4管区海上保安本部(名古屋市港区)によると、今年度末には管内の灯台の約半数がLED化される。
伊勢湾や熊野灘を照らす明かりも、環境に優しいものになってきたといえそうだ。

灯台の明かりには従来、白熱電球を使っていた。
しかし、停電の影響を受けたり、3カ月に1回程度電球を交換しなければいけないなどの欠点があった。
このため、同本部では2001年度からLED化を推進。
2007年度末時点で267基中104基(約39%)の灯台でLED化が完了。
今年度はさらに25基をLED化する。

既に港の入り口や航路など海に浮かんでいる135基の灯浮標は昨年秋にLED化が100%完了。
灯台と灯浮標を合わせた航路標識のCO2排出量は2001年度の5万2,000㌔㌘から、2007年度末には約2万1,000㌔㌘削減した。
今年度末にはさらに9,000㌔㌘を削減できる見込みだという。

同本部交通部は「灯台のクリーンエネルギー化は海上保安庁の方針。
光が届く距離の関係で白熱電球しか使えないものが21基あり、それを除いて、すべての灯台で交換したい」と話している。

毎日新聞より

投稿者 trim : 2008年04月30日 15:41