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2008年04月15日
白熱球、2010年に生産中止(東芝ライテック)
東芝ライテックは14日、白熱電球の主力機種の生産を2010年中に中止すると発表した。
国内外計3カ所での生産を中止し、順次、電球型蛍光灯などに切り替える。
経済産業省がこのほど発表した2012年までに家庭用白熱電球を廃止する方針を先取りする。
今回の措置で現行比で約50万㌧の二酸化炭素(CO2)を削減できるという。
生産を中止するのは主に家庭向けの白熱電球計81機種で、年間4,000万個生産する。
同社が生産する白熱電球の約6割にあたる。
今後、国内工場の既存ラインは電球型蛍光灯やLED電球の生産に切り替える。
中国・福建省の現地メーカーへの生産委託はやめる。
生産撤退に伴って17億円強(2007年3月期ベース)の減収要因になるが、単価の高い電球型蛍光ランプへの置き換えなどで補えるとしている。
2006年の白熱電球の国内販売実績は1億7,700万個。
東芝ライテックのシェアは約35%で国内2位。
2011年に1,190億円と2006年度を上回る売上高を見込む。
日本経済新聞より
投稿者 trim : 2008年04月15日 11:00