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2008年04月29日
緑のカーテン 温暖化防げ(グリーンカーテン1000人プロジェクト)
京都府木津川市の環境団体が「グリーンカーテン1000人プロジェクト」と銘打ち、屋内への直射日光を遮り、冷房を抑えることで地球温暖化防止に役立つゴーヤーの苗を市民に配る。
5月11日午前10時から、同市相楽台のイオン高の原ショッピングセンター2階・平安コートで先着300人に渡す。
公共施設にも700株を植え、市域全体での普及を目指す。
小中学生の環境学習を支援する「市こどもエコクラブサポーターの会」の28人が取り組む。
木津高草花クラブの13人が、苗の栽培に協力している。
窓の外側に植えて網に伝わせると、夏には軒の高さまで伸び、厚い葉の「カーテン」が強い日差しを遮る。1株でサッシ1枚分を十分に覆えるという。
昨年、同会事務局が計測したところ、最高気温が30度以上の真夏日でも、「緑のカーテン」の外側(日なた)に比べ、内側(日陰)は1度、冷房をかけない屋内では3度ほど低かったという。
プロジェクトに合わせて、ゴーヤー以外のつる植物も含めたグリーンカーテンの栽培記録コンテストを今秋、市が予定。
同会は「緑のカーテンが千あれば、ご近所のどこかで市民の目に触れる。
1人1人の環境への意識が高まるきっかけになれば」と話す。
京都新聞より
投稿者 trim : 2008年04月29日 11:37