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2008年03月25日
【北海道】温暖化ガス減 官民競う
7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)を控え、道内で温室効果ガスの排出を削減する取り組みが広がってきた。
排出量の多い運輸部門では北海道中央バスがハイブリッドバスを導入。
家庭部門では自治体や銀行が、環境配慮型の住宅の取得を優遇金利などで後押しする。
北海道中央バスは3月中旬、モーターを補助動力に使うハイブリッド式のバス2台を導入した。
ディーゼル社に比べ軽油使用量を1割削減でき、二酸化炭素を1台あたり4㌧減らせるという。
4月までに6台に増やす。
家庭部門では、札幌市が北海道銀行や北洋銀行と組み、環境配慮型の住宅や太陽電池パネルなどの機器設置を支援する。
2008年度から融資枠10億円を設定し、一般の個人や中小企業事業者に対して無利子融資や利子補給をする。
宅配ピザのオーディンフーズは4月からピザの配達用容器として従来の使い捨てダンボール製箱に加え、陶器製耐熱皿の利用を始める。
コープ札幌は2008年度に事業効率を5%高める計画をまとめた。
寒さが厳しい北海道は全国平均よりCO2排出が多い。
2010年度までに1990年度比で9.2%削減する目標に向け官民上げた対応が進む。
日経産業新聞より
投稿者 trim : 2008年03月25日 14:03