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2008年03月23日
【群馬県太田市】新エネルギーで遊ぶ!テーマパーク建設へ
群馬県太田市は太陽光や風力、バイオマス(生物資源)などの新エネルギーの生産、活用の現場に遊びながら触れることができる「次世代エネルギーパーク」を、まもなく完成する北部運動公園内に整備する方針を決めた。
平成20年度に5,000万円をかけて実施設計、造成などを行う。
23年春のオープンを目指すとしている。
次世代エネルギーは石油などの化石燃料と違い、二酸化炭素の排出が抑えられるなど地球温暖化対策が進む中で注目されている。
市では19年度に有識者らによる「次世代エネルギーパーク構想策定委員会」を作り、検討を進めていた。
市環境政策課によると、建設予定地は全国都市緑化ぐんまフェアに合わせて4月から開園する北部運動公園(同市上強戸町、大鷲町、吉沢町)の一部で約0.6㌶。
20年度から3カ年かけて整備を進める計画としている。
同市の豊富な日照を利用した太陽光発電システムのほか、風力発電、間伐材を炭にする炭化炉などの施設をパーク内に設置し、体験学習できるほか、ソーラーシステムを使ったゴーカートなどの遊具設置も考えている。
近くに適当な環境がない水力などは、展示施設内で紹介する方針。
北関東自動車道の太田桐生インターチェンジから約3㌔と近く、年間約13万人の来場者を見込む。
次世代エネルギーパークは、18年から資源エネルギー庁などが推進しており、これまでに茨城県や和歌山県御坊市、岡山県真庭市など6自治体の計画を認定し、普及を図っている。
同庁によると、「20年度に第2弾の公募を行う予定」で太田市も今後、認定入りを目指すとみられる。
「園内すべてを非化石エネルギーを使ってまかなうテーマパークのようなもの。子供からお年寄りまで環境に対して理解を深めるのに役立つと思う」と同課。
現時点では入場無料としていきたいとしている。
産経新聞より
投稿者 trim : 2008年03月23日 14:22