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2008年03月20日

ネイチャーテクノロジーで討論会(モノづくり推進会議)

モノづくり推進会議は19日、東京都文京区の椿山荘で「ネイチャーテクノロジー研究会」の第1回公開討論会を開いた。

討論会に先立ち、同分野の第一人者で研究会のコーディネーターでもある東北大学大学院環境科学研究科の石田秀輝教授が「自然のすごさを賢く活かす―あたらしいものつくりと暮らし方のかたち」と題し講演した。

ネイチャーテクノロジーは自然界にある動植物の機能や素材などを模倣し、モノづくりに生かす考え方。
超低負荷で高機能な材料を生活に利用することで、環境配慮と経済成長の両立を目指すもの。

石田教授は「自然は完ぺきな循環を一番小さなエネルギーで効率的に行っている。自然のメカニズムを学んでいくことが大事だ」と説明。
その上で「人間は一度得た快適性や利便性を捨てられない。そうした“生活価値の不可逆性”を肯定するようなテクノロジーでなければいけない」と語った。

日刊工業新聞より

投稿者 trim : 2008年03月20日 15:02