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2008年01月23日

西海の自然や食を堪能 体験型エコツアー(佐世保地区エコツーリズム推進協議会)

佐世保市の佐世保地区エコツーリズム推進協議会は地元の自然や歴史、文化の魅力を満喫できる体験型観光「させぼエコステイ」のモニターツアーを3月に実施する。

ツアーは宇久島で特産品のかんころ餅(もち)づくり体験や、米海軍佐世保基地内の見学など4コース。
協議会は4月からエコステイを本格的に売り出す予定で、福岡都市圏などへのPR強化を図る。

佐世保市は環境省のエコツーリズム推進モデルの選定地区。
協議会は、西海国立公園・九十九島の自然や旧海軍施設、米軍基地など独特な街の雰囲気を観光業に生かし、地域振興につなげようとツアー創設に取り組んできた。

モニターツアーは福岡市を中心に県外からの参加者を募集する。

各コースとも3月の週末に1泊2日の日程で実施し、定員はそれぞれ20人。
コースは(1)宇久島(1、2日)‐山菜採りや鯨料理など伝統料理、かんころ餅づくりなど(2)ハウステンボス(7、8日)‐三川内皿山の散策、透かし彫り体験、針尾無線塔の見学など(3)山里の温泉・世知原(15、16日)‐石橋群や炭鉱跡の見学、間伐材を使った枕づくりなど(4)九十九島と港町(22、23日)‐無人島での磯遊び、米海軍佐世保基地、海上自衛隊の護衛艦見学など。

料金は福岡市のJR博多駅から佐世保市までのバス代など交通費、宿泊、食事、体験料を含め、大人で1万6,000円~2万1,000円。

いずれもゴミの分別やエネルギーの節約など環境保全や近代遺産の保護や伝統産業育成に対する意識を向上してもらう内容になっている。

今後は地域住民との連携や案内役のガイド育成が課題という。

西日本新聞より

投稿者 trim : 2008年01月23日 10:48