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2008年01月29日
「環境モデル都市」10か所選定へ、温室効果ガス削減支援
政府の地域活性化統合本部(本部長・福田首相)は29日午前の会合で、温室効果ガスの大幅削減などで先駆的な取り組みを進める「環境モデル都市」10か所を6月中に選定し、予算の重点配分などで支援していく方針を決めた。
今年度中に選定基準を策定し、募集要項を発表する。
環境モデル都市の選定は、福田首相が先の施政方針演説で、環境問題対策の一つとして打ち出した。
モデル都市の取り組み例としては、複数の人が車を共同利用する「カーシェアリング」の導入といった、生活様式も含む総合的なプランの策定や、大学・企業など地域の知的インフラの活用などを挙げた。
選定は全市町村を対象とし、「人口規模にこだわらない」ことを申し合わせた。
一方、会合では、都市生活改善の指針である「都市と暮らしの発展プラン」を決定した。
<1>密集市街地の解消など、安全・安心で豊かな都市生活の実現
<2>省エネ性能の高い住宅・建築物の普及促進など、地球環境問題への対応
<3>国際競争力の強化と国際交流の推進--の三つが柱だ。
このほか、全国を8ブロックに分け、担当の参事官を各ブロックに配した「地方連絡室」の設置や、内閣官房地域活性化統合事務局の下に有識者で作る「地域活性化戦略チーム」を発足させ、地方の活性化策に助言を行うことなども決めた。
読売新聞より
投稿者 trim : 2008年01月29日 17:25