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2007年12月14日

削減目標、折衷案を検討・温暖化防止バリ会議

地球温暖化対策を話し合うためインドネシア・バリ島で開いている国連気候変動枠組み条約締約国会議は14日、温暖化ガスの排出削減目標を中心に協議した。

数値目標の設定をめぐり対立する米国と欧州連合(EU)の折衷案を検討。
同日夜、気候変動条約のデ・ブア事務局長は「交渉は暗礁に乗り上げていない。双方が歩み寄っている」と説明した。

さらに交渉を続け、15日の決着をめざして最終調整を進める。
紛糾の原因は当初の合意文書案に盛り込まれていた「先進国は2020年までに温暖化ガス排出を1990年比25~40%削減する」との文言。
米国は「具体的な削減量は今後の交渉で決める」(代表団)と主張し、数値目標の設定に反対した。
インドネシアは14日午前に問題の文言を削った新たな文書案で米国への配慮をにじませた。

日本経済新聞より

投稿者 trim : 2007年12月14日 18:12