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2007年11月09日

来春、湯沢工業団地に進出、廃ガラスから砂生産(マテリアルリソーシング東北)

湯沢市岩崎の湯沢工業団地に来春、廃ガラスや廃陶磁器などをリサイクルし、人工砂を製造・販売する「マテリアルリソーシング東北」(高垣一幸社長)が進出することが決まった。

同市の誘致企業は23社目。
10人を新規雇用し、来年3月に操業を開始する。

市商工観光課によると、同社はガラスリサイクルのベンチャー企業「ガラス・リソーシング」(千葉県銚子市)が15%出資する現地法人。
県南地区への工場建設を検討していた同社に対し、市が誘致を働き掛け、進出が決まった。

地元の仏壇メーカーが所有していた用地1万平方㍍を取得。
空き工場など既存の建物(計1,240平方メートル)を利用し、本社と工場を配置。
産業廃棄物の缶類を処理する能力も備える。
年2人ずつ社員を増員し、平成25年に20人体制にする予定。

生産する再生砂は、自然砂の代替材として地盤改良工事や液状化防止工事などに利用されており、ガラス砂はエコマーク商品に認定されている。
再生技術を開発したガラス・リソーシングと提携し、事業展開を図る。

秋田魁新報より

投稿者 trim : 2007年11月09日 10:41