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2007年10月31日
人工降雨実験シンポ、環境への質問相次ぐ(気象庁気象研究所)
来夏から四国で行われる人工降雨実験について理解を深めてもらおうと、気象庁気象研究所などは30日、高松市のサンポート高松で「変わりゆく気候と水資源―人工降雨は四国の渇水対策に有効か!?」と題したシンポジウムを開いた。
行政関係者など約150人が参加。
同研究所の村上正隆研究員(53)が、来夏から3年間、高知県の早明浦ダム周辺で行う人工降雨実験のメカニズムについて説明。
雲にドライアイスや塩の粒子をまいて雨粒を作り出す「シーディング(種まき)」の手法をスクリーンを使って解説し、「水資源を管理していく技術として有効かどうかを確かめたい」と話した。
パネルディスカッションでは、参加者から環境への影響や大雨を懸念する質問が相次いだ。
村上研究員は、ドライアイスは産廃を用いたものであり環境負荷はない▽大雨の予報が出ている場合などは時期を変更して住民の安全に配慮する――と説明し、理解を求めた。
毎日新聞より
投稿者 trim : 2007年10月31日 16:32